科学系の本

  • 2019.01.14

オイラーの公式を自分で導いてみませんか?『オイラーの贈物(吉田武)』

今回は『オイラーの贈り物(吉田武)』を読んだ感想を書きます。   この本、実は大学生の時に購入し読んだものなのですが、先日同著者の『虚数の情緒〜中学生からの全方位独学法〜(吉田武)』の感想をアップしたことをきっかけに、こちらの感想も書きたくなり今回記事を書いてみることにしました。 内容 本書は、かの有名なオイラーの公式:   $$e^{±iθ}=cosθ±isinθ$$   を理解することを目標に […]

  • 2019.01.13

勉強の仕方を学べる良書、子どもの時に読んでおきたかった!『虚数の情緒(吉田武)』

今回は、虚数の情緒〜中学生からの全方位独学法〜(吉田武)を読んだ感想を書きます。 1000ページを超える大書です! 概要 表紙はしがき: 『本書は人類文化の全体的把握を目指した科目分類に拘らない「独習書」である。歴史、文化、科学など多くの分野が、虚数を軸に悠然たる筆致で描書かれている。また人生の「参考書」ともなるよう、様々な分野の天才達を縦横に配した。漢字、電卓の積極活用なども他に例の無い独特のも […]

  • 2019.01.10

ハノイの塔コードをIdeoneで動かしてみた!『プログラミング言語図鑑』

今回紹介する書籍は、プログラミング言語図鑑(増井敏克)です。 プログラミングは素人なのですが最近勉強を始めたということもあって思わず書店で購入してしまいました笑。 内容 C、C++、Java、Python、PHPなどを始めとした全67言語が紹介されています。   基本的に1言語あたり見開き2ページで紹介されていて、イメージ図と簡単な紹介、そしてその言語でハノイの塔のプログラムを書いた例が […]

  • 2019.01.07

数学でマットレスを裏返そう!『ベッドルームで群論を』

今回は、ベッドルームで群論を(ブライアン・ヘイズ)を紹介したいと思います。 数年前に書店で見つけて、そのなんともおしゃれな装丁に魅かれてジャケ買いしてしまった、数学コラム集です。   内容 著者のブライアン・ヘイズは、アメリカの科学雑誌American Scientistにて記事や書評を執筆する記者です。 群論、万年時計、ランダムさ、命名法、遺伝学などに関する、数学コラム全12編をまとめたハードカ […]

  • 2019.01.05

理系技術者の作文教科書として最適!『理科系の作文技術(木下是雄)』

今回紹介するのは『理科系の作文技術(木下是雄)』という中公新書の書籍です。 学習院大学の学長も務めた物理学者、木下是雄(1917-2014)が遺した名著。 1981年に初版が刊行されて以来、100万部以上を売り上げているまさしく理系文章の教科書的な実用書です。 なんだかお堅そうな本ですが、技術職として生きる人間にとっては必読ということで会社の方に勧められたことをきっかけに、実際に購入して読んでみま […]