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  • 2019.01.27

小説家という生き方は大変!『職業としての小説家(村上春樹)』

今回は、『職業としての小説家(村上春樹)』を紹介します。 最近村上春樹がマイブームでして、特に会社の昼休みに彼の小説をよく読んでいます。一つ一つの章が30ページくらいの細切れになっていることが多いので、昼休みなど限られた時間に読みやすい作家さんだなあと感じています。 ということで私は毎日毎日村上春樹を読んでいるので、いつも村上春樹が頭から離れません。(笑) そして小説家としての彼についてもっと知り […]

  • 2019.01.26

コペル君の由来はコペルニクス?『君たちはどう生きるか(吉野源三郎)』

今回紹介するのは、『君たちはどう生きるか(吉野源三郎)』です。今、宮崎駿が同タイトルでジブリ映画を製作中として話題となっている作品です。*1 そんな注目の原作小説を今回は紹介します。 内容 初版は1937年(昭和12年)とかなり古い小説で、児童文学者や雑誌編集長としての実績のある吉野源三郎氏による長編小説です。あとがきによるとこの小説は、『倫理』を扱っている内容とのことで、少年少女へ向けて人として […]

  • 2019.01.25

太宰治の絶筆小説、気になる続きは?『グッド・バイ』

今回は、『グッド・バイ(太宰治)』を紹介します。 大学生の時に人間失格を読んで以来、太宰治ファンになり今でも好んでよく読む作家の一人です。そんな中でも今回の『グッド・バイ』は絶筆となったグッド・バイを含む太宰晩年の短編小説集です。 内容 1作品あたり20-50ページ程度の計全16作品が収録された短編小説集です。自身の告白を綴った『苦悩の年鑑』『十五年間』、戦後の現実への絶望を綴った戯曲『冬の花火』 […]

  • 2019.01.22

星野源のストイックな生き方『働く男』

今日紹介するのは『働く男(星野源)』です。 昨年ごろから星野源の音楽にハマっていて『恋』とか『Family Song』とか、良く聴いています。そんな中たまたま立ち寄った近所のBOOKOFFに、この本が並べられていたのを見つけて、今回読んでみることにしました! 内容  星野源の2012年末までの仕事をびっしりと詰め込んだような本です。 なんとこの書籍の入稿直後に星野源はくも膜下出血で倒れて […]

  • 2019.01.14

オイラーの公式を自分で導いてみませんか?『オイラーの贈物(吉田武)』

今回は『オイラーの贈り物(吉田武)』を読んだ感想を書きます。   この本、実は大学生の時に購入し読んだものなのですが、先日同著者の『虚数の情緒〜中学生からの全方位独学法〜(吉田武)』の感想をアップしたことをきっかけに、こちらの感想も書きたくなり今回記事を書いてみることにしました。 内容 本書は、かの有名なオイラーの公式:   $$e^{±iθ}=cosθ±isinθ$$   を理解することを目標に […]

  • 2019.01.13

勉強の仕方を学べる良書、子どもの時に読んでおきたかった!『虚数の情緒(吉田武)』

今回は、虚数の情緒〜中学生からの全方位独学法〜(吉田武)を読んだ感想を書きます。 1000ページを超える大書です! 概要 表紙はしがき: 『本書は人類文化の全体的把握を目指した科目分類に拘らない「独習書」である。歴史、文化、科学など多くの分野が、虚数を軸に悠然たる筆致で描書かれている。また人生の「参考書」ともなるよう、様々な分野の天才達を縦横に配した。漢字、電卓の積極活用なども他に例の無い独特のも […]

  • 2019.01.11

村上春樹と安西水丸、この二人の関係は?『村上朝日堂』

今回読んだ本は、『村上朝日堂(村上春樹/安西水丸)』です。 去年から村上春樹にハマっていまして、BOOKOFFでたまたま108円で売られているこの本を見かけ、読んでみました。  内容 求人情報誌『日刊アルバイトニュース(an の前身)[1]https://ja.wikipedia.org/wiki/An_(求人情報) 』に連載していたコラムを集めた雑文集。 作家の村上春樹が文章を、イラストレーター […]

  • 2019.01.10

ハノイの塔コードをIdeoneで動かしてみた!『プログラミング言語図鑑』

今回紹介する書籍は、プログラミング言語図鑑(増井敏克)です。 プログラミングは素人なのですが最近勉強を始めたということもあって思わず書店で購入してしまいました笑。 内容 C、C++、Java、Python、PHPなどを始めとした全67言語が紹介されています。   基本的に1言語あたり見開き2ページで紹介されていて、イメージ図と簡単な紹介、そしてその言語でハノイの塔のプログラムを書いた例が […]

  • 2019.01.08

オーマイチャレンジのヤッターめん、あたりが出る確率を計算してみた

さて、今回はヤッターめんの100円あたりが出る確率について考えてみようと思います!   今回こんな計算をしてみようと思ったのは、毎朝出勤中に車で聴いているラジオ番組『Oh My モーニング』がきっかけでした。   プリンセス金魚というお笑いコンビの大前亮将さんがやっている番組なのですが、その中の”オーマイチャレンジ”というコーナーで、ヤッターめんの100円あたりが出るまで毎日1個ずつ開封し続けると […]

  • 2019.01.07

数学でマットレスを裏返そう!『ベッドルームで群論を』

今回は、ベッドルームで群論を(ブライアン・ヘイズ)を紹介したいと思います。 数年前に書店で見つけて、そのなんともおしゃれな装丁に魅かれてジャケ買いしてしまった、数学コラム集です。   内容 著者のブライアン・ヘイズは、アメリカの科学雑誌American Scientistにて記事や書評を執筆する記者です。 群論、万年時計、ランダムさ、命名法、遺伝学などに関する、数学コラム全12編をまとめたハードカ […]